2011/10/09

ブラゴヴェシュテンスカ教会(センテンドレ)

中央広場にシンボルのように建っているのがブラゴヴェシュテンスカ教会(Blagovestenszka templom)。日本人には舌を噛みそうな名前だ。たぶん、行くところがあんまりないセンテンドレの中では、場所がいい所に建っているということもあるので、ほとんどの観光客がここに行くんじゃないのかなとおもう。

セルビア正教のこの教会は建物としては、ロココ調とバロック調をミックスしたなんだか不思議な建物。昔は確かにここは町の中心として華やかな教会だったんだろうなーとおもうのだが、内部に入るとそんなに広くなく、正面にある祭壇のところだけは立派だなと思う。
内部に入ると祭壇がちょうど右側になるような入口から入ってくるのだが、そのためか内部がとてもしょぼく見える。というのも、カトリックの教会のように重々しくなく、太陽の光が教会内にめちゃくちゃ入ってきているために、掘っ立て小屋が教会になったんじゃないのか?というようなくらいの明るさにとても違和感があるのと、正面の祭壇がまるで舞台の背景のように薄っぺらい板のようになっているので、なんとなくそれが祭壇だといわれてもありがたみを全く感じないのである。それと、壁にはいくつかのキリスト教に関する絵画があるのだが、これがまったく修復しているわけじゃないので、もうちょっとなんとかしてくれないのかなと思う。
こんな教会でも、なぜか入場料は取られる。なんと300HUF。入口に暇そうにしているおっさんに支払うことになる。内部で写真を撮っても全然怒られない。それと教会なのに全く椅子が無い。信者は居ないのだろうか?信者が来たらどこに座るんだろう?うーん・・・なんとなく物置小屋に来てしまったという感じがする。残念。

そうそう、教会の前には十字架のモニュメントがある。広場の真ん中にあるので、大都市にあるようなペスト記念塔やら三位一体像のようにも見えるような気がするが、それとは全く関係ない。でも、看板や説明書きが全く無いので、なんのこっちゃという十字架にしか見えない。Blagovestenszka Templom
Address : Fo ter
Open : 10:00 - 17:00
Holiday : Monday
Admission Fare : 300HUF

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