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王宮の一部になっているブダペスト歴史博物館だが、ここは国立美術館に比べると裏側にあるからかもしれないが、あまり人気が無いところだ。展示物としては、ハンガリー全体の歴史というわけではなく、ブダペストの歴史に関する遺物の展示であるので、その多様性はそんなに広くは無い。
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重要な展示物がここにあるかというと、それほど有名なものはないんじゃないのだろうか?だいたい重要なものであれば、国立博物館(Magyar Nemzeti Muzeum)のほうに展示されるのが一般的だろう。
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ハンガリーは、マジャール民族の国だとはいえ、過去にいろいろな国家の影響を受けている場所ではある。特に中世のトルコの影響は大きいのではないだろうか?キリスト教国家ではあったのだが、文化的には先端的だったイスラム文化を取り入れて、錬金術や陶器の模様やガラス細工に影響が出ているとは思う。
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ただし、ここではそんな展示品ではなく、地下のどこまで続くのかわからないようなくら奥深くまで行くことができる地下室や洞窟に行くべきである。その洞窟や地下室に何があるのかというと、特に特徴的なものは無い。ただし、ここブダの丘のところに王宮が最初建てはじめたころから存在する部屋があったりするので、これは見たほうが良い。ただし、足腰に強い人じゃないと。かなり下まで降りるからである。
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個人的にはナチスがぶっ壊したセーチェニー鎖橋の崩れた直後の写真が飾ってある。あの綺麗な橋がこんな無残な姿になってしまったというのは残念だが、この写真は必見だと思う。
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ブダペスト歴史博物館
Address : Szent Gyorgy ter 2, Buravari Palota E epulet
URL :
http://www.btm.huOpen : 10:00 - 18:00
Fare : 1300HUF (Photo : +650HUF)
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